遅い!いつも行動が遅いぞ、恋愛二等兵!貴様は死にかけのナメクジか!
私が恋愛教育係のハートフル軍曹だ!
今日はどうした、さっきからジメジメと辛気臭いぞ!また悩みか?
それとも貴様、やはりナメクジであったか!?食卓の塩をまぶしてやろう!
…何?「勇気がなくて、好きな人になかなか話しかけられない」だと?
まったくもって情けない男だ!タマでも落としたか!
しかし、その割にはあまり深刻そうではないな、恋愛二等兵。何故だ?
もしや貴様は、いつか相手から話しかけてもらえるチャンスが来ると思っているのではないか?
喜べ!そんな奇跡など永遠に来ない!
…もう一度言おうか?貴様が相手から話しかけてもらえるチャンスなど来ない。
いいか、貴様がそうやって鼻を垂らしながら奇跡を待っている間にも、他の男は積極的に話しかけており、あげく貴様は好きな相手を取られるかもしれないのだ。それでも良いのか?
…そうだろう!では、「話しかける勇気が出ない」などという去勢済みの発言は金輪際やめるように。
意中の女性に話しかけるタイミングは己で作り出すのだ!
とは言っても、意気地なしでタマなしの貴様にいきなり「勇気を持て!」と伝えたところで、簡単な話ではあるまい。
なので、本日は私が「貴様のような情けない男でも、好きな人に話しかける勇気を持つためにはどうすべきか」という部分を教えてやろうではないか!
今すぐ落としたタマを拾い集め、訓練に集中せよ!
好きな人に話しかける勇気を持つため、5つの行動をせよ!
自己肯定感を高めよ
まず、勇気がないという事は己に自信が無いという事とイコールである。
自信に満ち溢れているのであれば、勇気など、意識しなくても自然と湧き上がってくるはずだからな。
ならば自信を持てば良い、という結論になるのだが、きっと貴様は
と思っている事だろう。
しかしだ、自信を持つという事はさほど難しくはない。なぜなら、自己肯定感を高めれば良いのだから。
自己肯定感を高めるためには、まず己の長所を書き出してみるのが有効だ。
ただし頭の中で思い浮かべるだけではなく、しっかりと書き出し、己の目で確認できるのが望ましい。
脳内だけでは時間が経つにつれ、どうしても薄れてしまうからな。
そして、自信が無くなりそうな時にそれを確認し、「自分はこんなに良い所があるんだから大丈夫!」と思い込め。
根拠なき自信を持て
自己肯定感を高めるための方法として、他にもお洒落な格好をしてみるだとか、何か小さな事を達成してみるだとか色々な方法があるが、自信を持てるようになるのであれば何でも良い。
もっと言ってしまえば、自信に根拠など必要ないのだ。
根拠なき自信を持てれば、はっきり言って恐れるものなどない。根拠ある自信は崩れるが、根拠なき自信は崩れないのだ。
特に理由は無くとも、「自分はスゴイんだ!」というイメージを常に持て。すると、次第になぜか周りもそう思ってくれるようになるものだ。
もちろん、本当にスゴくなるための努力は怠るな。
挨拶から始めよ
いくら話しかける勇気がないと言っても、人間社会の基本中の基本、挨拶ぐらいは出来るだろう。
まずは、相手にしっかりと聞こえる声量で元気に挨拶をしろ。
そうして、挨拶をするのが習慣になり、相手からも目を見て挨拶されるようになったら、そこからもうワンステップだ。
挨拶のついでに、何かひと言だけでも良いから声をかけよ。
軽く相手を褒めてみるでも良し、気候の事でも良し。とにかくほんの少しだけ、挨拶の後に添えてみるのだ。
それを繰り返すうちに、好きな相手との会話も少しずつ増えていく事だろう。
自分にミッションを与えよ
焼きマシュマロのごとく、己に甘い貴様の事だ。
ふと気がつけば、すぐ「あ、今日あの子に挨拶できてない…まぁいいや、明日から頑張ろう」などと意志薄弱な考えに陥ってしまうのではないだろうか。
はっきり言おう。そんな思考では好きな女性をモノにする事など不可能だと思え。
好きな人に話しかける勇気が足りていない、という自覚があるのであれば、少しずつでも前進する気概を見せよ!
具体的には、己にミッションを与えてみる事だ。それも、自分にとって少し負荷のある事を。
例えば「毎日挨拶をする」や「明日、3回は話しかけてみる」といった感じで決め事を作って、それをひたすら実行していくのだ。
実直にミッションを遂行していけば、知らぬ間に貴様は大きな成長を遂げているはず。
ただ、自分が作った決め事に対して重く考え過ぎてしまうと、それはそれで心の負担となり、継続が難しくなる。
あくまでもゲーム感覚で楽しみながら行うのが継続のコツだろう。
「相手を意識するな」と意識するな
さて実際に話しかけるぞ、という場面になった場合だが、普段、友人と会話をする場合は何の問題もなく饒舌な貴様も、話しかける相手が好きな女性になった途端、意識してしまって本来のパフォーマンスが出せなくなってしまうだろう。
そんな時、貴様は「相手の事を意識するな」と自分に言い聞かせる事もあるかもしれない。
が。実のところ、それは逆効果だ。
例えば「ピンク色のゾウを思い浮かべるな」と言われた場合、貴様の頭の中には何が思い浮かぶだろうか。
…そう。「ピンク色のゾウ」である。
人間の脳というのは、否定の言葉を認識できない。
スピーチ等で「緊張しませんように」と思えば、脳は「緊張」という言葉だけを認識し、身体は更に「緊張」してしまう。
大切な場面で「絶対ミスするなよ…」と願えば、脳は「ミス」という言葉だけを抽出し、「ミス」を誘発してしまう。
つまり、「意識するな」と思えば思うほど、貴様は相手を「意識」してしまうというわけだ。
これを防ぐには、否定の言葉を使わず、肯定の言葉で自己暗示をかけるのが良い。
例えば「相手は普通の人間、うまく話せる!大丈夫!」といった感じで、前向きな言葉で言い聞かせるのだ。
そうする事で、脳を上手に騙す事が出来る上、貴様自身、自然とポジティブな考え方に変化していく事だろう。
また、好きな女性をモノにする上で必須な要素が1つあり、これができなければ全てが無意味になる。
どうしても付き合いたい女性がいるモテない恋愛二等兵は、下記を必ずチェックすべきだ。
→『いつかモテる日がくると思ったら大間違い!万年片思いの貴様が狙った女性を落とすためにすべき、たった1つの事とは!?』
まとめ
いかがだっただろうか?
本日は、貴様のような情けない男のため「好きな人に話しかける勇気を持つためにすべき5つの事」を教えてやったわけだが、どれも非常に重要な行動ばかりなので、薄汚れた貴様の心にも深く刻み込まれた事だろう。
勇気を振り絞るのも結構だが、勢いのまま無理やり色々と話しかけようとするのではなく、とにかく少しずつ、挨拶などの簡単な事から始めていく事が大切だ。
それでも勇気が足りないのならば「大丈夫!」と自分に言い聞かせ、根拠なき自信を持って相手に臨め。
貴様の願いは、他の誰でもない、貴様自身が叶えるしかないのだから。
それでは、本日の訓練はここまでだ!貴殿の健闘を祈る!
図書館でよく見かける女の子(職員ではなく利用者)と友達になりたいのですが、きっかけがありません。その子も自分も閲覧席という名の自習スペースで勉強をしています。
何の勉強をしているのか知りたかったのですが、のぞき込むわけにもいきません。
そもそも本やPCを見ているため、目も合いません。
というのも3月くらいまでの話でした。その後図書館は臨時休館となり、現在は部分的に開館となりましたが、短時間の利用しか認められておらず、会うことは不可能です。
通常に戻るのがいつかわからないだけでなく、その子と会える可能性を考えると悲しくなるばかりです。連絡先を知りたかったのですが、挨拶すらできてないのにそれは叶わぬ夢でした。